JAバンクの住宅ローンは、本当にお得なのか?

審査基準をチェック

  詳細
利用資格

①JA組合員

原則としてJAの組合員である事が必須。
ただ農業従事者でなくてもJAの組合員になる事は可能。
地域差はあるけれど、出資金は1万円前後とハードルは低い。
もちろん組合から脱退する時は、出資金を返却してもらえる仕組みだからノーリスク。
つまりJAバンクの住宅ローンを利用したければ、誰でも利用可能。

②年齢制限

年齢20歳以上~66歳未満。
最終返却時の年齢が80歳未満。

③所得制限

会社員の場合は前年度年収200万円以上。
自営業者の場合は税引前所得で審査。

④勤続年数

3年以上の勤続年数は必須。

⑤その他

団体信用生命共済の加入出来る人。
JAが指定する保証機関の審査に通る人。

資金使途
  • 住宅の新築
  • 土地の購入(2年以内に新築し、居住予定があること)
  • 建売新築住宅の購入
  • 中古住宅の購入
  • 住宅の増改築・補修
金利

固定金利と変動金利

借入限度額&借入期間

原則5,000万円まで
3年以上35年以内

返済方法

「元利均等返済」「元金均等返済」のいずれか。
借入額の40%以内であれば、6か月毎の増額返済(ボーナス併用返済)は可能。

担保

融資対象物件に抵当権を設定登記される。

保証料

JAが指定する保証機関を利用する事で、別途保証人は不要だが保証料が発生する。
保証会社は協同住宅ローンor農業信用基金協会or農協信用保証のいずれかを指定され、一括払いと分割払いと選択可能。
保証料率は個別審査により決定される。

保険
  • 団体信用生命共済(特約なし)・・・加算利率なし
  • 団体信用生命共済(長期入院特約)・・・加算利率 年0.10%
  • 団体信用生命共済(3大疾病特約)・・・加算利率 年0.25%
  • 団体信用生命共済(9大疾病特約)・・・加算利率 年0.30%
手数料

融資事務手数料は不要。
全額繰上返済の場合は32,400円。
100万円未満&一部繰上返済の手数料は無料。

審査時間

一般的な銀行の審査時間と比較すると、審査可否が判明するまで遅い。
事前審査ですら2週間かかる事もある。
JAバンクが本命だとしても、急いでいる人は他社を同時進行させて、とりあえず住宅ローン審査結果を貰っておくほうが無難。

JAバンクで住宅ローンを借りる前のアドバイス

金利は大手銀行より少し低い。
そして事務手数料が無料なのも良心的。

ただ、金利が低いといってもネットバンクほど低くはない。
そして最大の問題点は、割高な保証料。

例えば3,000万円の借入で、保証料を一括払いで選択したケースで試算。

  • 借入期間25年・・・255,375~1,035,660円
  • 借入期間35年・・・308,952~1,236,840円

ちなみに保証料を分割払いにすると、0.1~0.4%の上乗せ金利となる。
実際の金額は借入者の信用属性で決まる仕組み。
だから審査通過後でなければ正確な保証料は分からないですが、いずれにしろ見かけ上の低金利分を台無しにするインパクトを持っているといえるでしょう。

ここの住宅ローンの肝は、保証料がいくらになるかという事
JAバンクが指定する保証会社は農協関連団体。
憶測ではあるけど、「そこで甘い汁をチュウチュウ吸っている人達がかなりいるのではないか?」と想像できる。
だから市場原理が働かずに割高な保証料を請求している気がしてなりません。

JAの住宅ローンのパンフレットには、金利がバーンと目立つように記載されている。
だけど、小さな文字で書かれている保証料や各種手数料まで含めたトータル支払コストまで考えなくては駄目ですね。

ローン契約がまとまってからそのことに気がつき、5年後に借り換えを検討する人が結構います。
ただ借り換えには諸費用が付き物。
出来る事なら最初にベスト銀行を選ぶのが吉。
住宅ローン会社の選定を不動産屋に任せている場合じゃないですよ。



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